成功する人もいれば失敗する人もいる投資。投資では成功するよりも失敗しないことのほうが大切です。投資で失敗しないためにも、まずは投資について必要な最低限の知識を身につけましょう。

失敗しない投資のしかた

金融業界でも注目の貴金属やジュエリーの買取

金本位制が崩壊した現在でも、金などの貴金属は安定した価値があり、投資対象として魅力な存在になります。
金などの貴金属は産業に必要な資源でもあることから、信用によって価値を持っている「通貨」と比較するとモノとしての需要があり、価格が安定しやすい安全資産としても考えられています。
各国の通貨はその国の経済情勢や地政学的リスクなどによって大きく変化することがありますが、モノは需要がある限り価値がゼロになることはありません。
ジュエリーで投資をする場合は基本的には安く購入して高く売却する差金決済を行うことになります。
指輪などの宝飾品の価値を査定する場合、貴金属でできているリング部分と宝石部分に分けて査定を行い、リング部分は貴金属の種類と純度、1グラム当たりの価格で相場を計算することができます。
含まれているグラム数さえわかれば素人でも査定は可能な部分で、加えてデザイン性が加味されます。
一方ダイヤなどの宝石部分はプロでも査定価格が異なり、天然物なのか偽物なのかを判断するのも難しい部分になります。
基本的には大きさやカット、透明度と色合いによって品質を見定めますが、買取店によって大きく査定価格が異なってきます。
指輪などのジュエリーは実需によって価格が異なることもあるため、買取店が有力な転売先を確保しているかどうかでも価格に違いが出てきます。
デザインによっては古すぎて人気がないこともあるため、リフォームをして人気のあるデザインにするのも宝飾品の価値を上げるコツの一つになります。
取引をする目的でないにしても、リフォームをすることで再びジュエリーとして使うことができるようになるため、ただ寝かせておくよりも装飾品としての価値が上がります。
宝飾品を買い取ってもらう場合は必ず複数の店舗に査定をしてもらい、買取価格の違いについて確認するようにしましょう。

金融市場においても金や銀、プラチナなどの希少な金属は日常的に取引が行われています。
実際にその貴金属を手にしなくても、証券会社などの金融機関ではCFDで売買することができます。
これはFXなどと似たような取引で、レバレッジを利用することで少ない手持ち資金でも貴金属の売買をすることも可能になります。
また、売り注文から参入することもできるため、貴金属の価格が下がりそうなタイミングでも取引チャンスとなります。
また、実物を保有している場合と異なり、CFDでは各国の政策金利を基準とした金利を受け取ることができます。
世の中には金融商品が様々ありますが、いずれの取引の場合もリスクを分散させて行うことが安定運用するために必要になります。
特定の通貨や商品だけの投資をしていては世界的に経済が不安定になったときに価格が大きく下落してしまう危険性があります。
金やジュエリーは普遍的な価値があるため、リスク回避目的に保有しておくのも良いでしょう。
また、通貨と違ってインフレの影響を受けないため、何十年持ち続けていたとしても価値は需要と供給で決定されます。

一般市民にとってはジュエリーは相続税対策にもなります。
富裕層やよっぽど高価な貴金属でない限りは税務署は個人の保有している装飾品の1つ1つまで把握しておらず、また相続税には基礎控除があるため控除によってかかってくる相続税をゼロにすることができます。
普遍的な価値があるジュエリーだとしても、購入してからの保管状態によっては査定価格が大きく下がってしまうこともあります。
もし税務署に申告を求められたときは鑑定書を用意し、相続時点での価値がわかるようにしておくと良いでしょう。
税務署にはジュエリーの鑑定知識はなく、似たような商品などを参考に価格を算出するため、実際の価格よりも高く評価されてしまうことがあるので注意しましょう。