空は白く、誰にも言えなくて

その人は、六十を過ぎていた
その人に夕食をご馳走した
その人は、朝に私の部屋を訪ねた
その人は、得意げに話した
その場所を話す時、顔を近付け、
声を小さくして、
「絶対に僕しか知らない場所なんだ。
石と木造が混ざり合った、小さくて古くて、
ステンドグラスが綺麗で、 丘の上にあって、」
色々自慢しながら、
だんだん子供になっていった
とても断れなかった

一緒に行って、
彼の秘密の教会を描かせてもらった
今も秘密を守っています

             童鬼

油彩 8号